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対象:日本語教師・職員

授業準備時間:「みんなの日本語」と「できる日本語」

「みんなの日本語」と「できる日本語」の違いについて、様々な観点から様々な意見を見たり、聞いたりすることがあります。でも、数字的なファクトとして比較したものを確認することがあまりできません。
完全なファクトとしての数字まではいかないかもしれませんが、今後「できる日本語」を使う機会が増えてくるかなと思いますので、私の改善課題の一つである「授業準備時間」について皆さんにお聞きしたいと思います。


投票は終了しました。(2021/5/25-2021/5/29:全60票)
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コメント

  1. 日本語学校非常勤 より:

    できる日本語は場面提示を考える必要がない。(文法項目として教師が理解しておかないといけない内容を確認する時間は同じ。どの教科書でも同じはず。)

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  2. 非常勤 より:

    私は圧倒的にみん日は時間がかかります。
    でき日やつなぐは「教えない授業」を目指し実現するテキストです。
    考えて、答えを出すのは学習者なので、1から10まで教師がお膳立てする必要はありません。
    でき日なら、導入を考える時間を文法分析、楽しく効果的な提出のアイデアに費やせます。

    文法積み上げ式は1つの文型の意味機能を複数一度に教えなければなりません。それを初級の外国人に効果的にインプットというのは、難しいテキストだと感じます。

    私は導入を考え、それに合わせて0から作るのがとても苦痛で時間もかかっていました。養成講座で「これを50課分なんて日が暮れるどころの話じゃない」と思いました・・・。

    現在は「できるにほんご」とコンセプトが同じ「つなぐにほんご」ユーザーです。
    でき日と同様にPPT用のPDFのイラストや音声は出版社のサイトでDLできます。

    導入がストーリー仕立てのイラストなので、導入を考え、無から考えて作成する必要がないのは大きなメリットです。スライドにして順番通りに授業をすれば形になります。

    一度スライドで作成すればずっと使えて修正も簡単です。
    教師が図画工作を強いられるのは疑問に感じていたので有難い限りです。

    作成したものが全てデータなので同僚と簡単にあげたりもらったりの共有ができます。自分流にちょっと手直しするだけで済みます。
    紙だとそうはいきませんし、みん日の場合、導入が人それぞれなので共有が難しいです。

    中には結局どっちも大変・・・と言う同僚がいますが、みん日同様、自分のオリジナルな部分を一生懸命考えてスライドに入れ込むことに心血を注いでいます。
    無駄とは言いませんが、みん日スタイルの呪縛に囚われていることに気づかない講師も残念ですが、ある程度いらっしゃいます。
    このタイプの教師はほぼ「教えたい教師」です。

    教授法が変わるのだから今までのやり方を思い切ってリセットする気持ちでやってみたら新しい世界が開かれると思いますが、簡単なこと、シンプルなことが逆にそんなのありえないと思わせてしまうようです。

    ただテキストを変えるのではなく、教授法が真逆なのだと認識できれば準備も授業も「こんなに軽やかに楽しくできるなんて」と思えるのに・・・と歯がゆく感じています。

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  3. あや より:

    「できる」は場面導入なのですが、非漢字圏で日本での生活も日が浅い学生には、その場面で使う言葉を全て導入する必要があって私は大変…
    例えば場面が居酒屋やレストランだと、居酒屋とは何ぞや、親子丼などメニューの説明など…
    中級になると文型の練習問題作成が必要になり、学生(学校)により問題に使う語彙レベルも調整…
    スライドを使用するのでPPTの見せ方やフォント、文字色なども調べました。PPTが見にくいと、学生が「わからない」と言ってきます…

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  4. みん日もできるも辞めた教室より より:

    みん日は、慣れるとpptも過去の台本(教案) も残るので、最悪ぶっつけでも対応可能です。(極論すると、YouTube動画を教室で流すだけでも似たような成果が得られそう)
    できるは、その時その時の教室構成者の特徴などを事前にしっかり把握し、脳内リハーサルを行ってから授業に臨まないと、「失敗」と感じる時間になる(学習者があまり乗ってこなかった、場面をいまひとつ理解していなかった、結局その課でなにを身につけたのか実感が湧かないなど)ことが多い気がします。

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